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     バンダナをさしあげたKさん!私は人には二かい死があると・・・・。
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投稿者 スレッド
seiko
投稿日時: 2006/7/31 7:49
管理人
登録日: 2003/9/21
居住地:
投稿: 3623
バンダナをさしあげたKさん!私は人には二かい死があると・・・・。
今朝、パソコンを立ち上げて哀しいお知らせを
バンダナ発売中!
のコメントで頂きました。
ここに、掲載し心から哀悼の意を表します。
「Kさん、素敵なお母さんにお会い出来なくて残念です。
あなたが書いて下さったコメントを読む度に祈っていました。
うまく言えませんが、私は人には二度の死があるとおもいます。
一度目は、いま哀しい,悲しいお別れです。
二度目の死は、お母さんのことを知っている人が
誰もいなくなったときです。
でも、お母さんのことを知っているひとがいる限り
『活きます!お母さんは活きます!』
このページを読んで下さった皆さんの中にも私の中にも
素敵なお母さんはずっと活き続けます。
Kさん、あなたは素敵な青年です。お母さんは幸せでしたね。』
(06-07-31・おおきせいこ)


母が旅立ちました
二度もバンダナをいただいたKです。

母が7月30日午後4時50分に息を引き取りました。
乳がんの転移で三回目の再発によって、
いささか早い旅立ちでした。
貧困と戦争を憎み、平和のために生きようとした
62年の人生でした。

バンダナをいただき喜んでいた母ですが、バンダナを
巻いたとたんに抗がん剤で抜けた髪が生えてきたのには
ほんとうに驚きました。あまりに作り話のようなので、
ここには書きませんでしたが。

また、二枚目のバンダナと枇杷の実と葉も、
母はほんとうに感謝していました。
枇杷の葉を靴下の中に入れて「集会に行ってお礼を言わなきゃねぇ」
と言っていたのですが叶わず、母にとっても
残念なことだったと思います。

戦争が影を落としていた東北の貧しい農家で生まれて、
子どもの頃には学校の本の少ない図書室で
「戦争」についての本を読み漁り、
「どの国も戦争で死ぬのは貧しい農民」ということを
感じ取った、と言っていました。

ペルーのフジモリによるトゥパクアマル戦士虐殺の際には、
「また農民が殺されてしまった」と悔しくて
一晩泣いて過ごしたとのことです。

「安保」「ベトナム」「広島・長崎」「沖縄」「金大中」「有事立法」...
全部最初は母から聞いた言葉でした。
子どもの頃は数限りなく母にデモに連れて行かれましたが、
私が母を連れて行ったのは2003年のWORLD PEACE NOW7.20の一回きりでした。
もっと一緒にデモをしたかったのですが。。。

貧困を生み出す制度に怒り、人のために泣き、
日本の平和運動を40年にわたって草の根から支えてきた
大勢の中の一人であり続けた母に感謝しようと思います。
その人生を祝福して送りたいと思います。

いただいた二枚のバンダナは僕の宝物にします。
長くなってしまい恐縮ですが、
母とともにお礼したいと思いメールを書きました。

ほんとうにありがとうございました。
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