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     西山正啓監督新作ドキュメンタリー・ゆんたんざ「未来世〜恨を解いて、浄土を生きる」シリーズ第一弾
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seiko
投稿日時: 2009/12/25 2:06
管理人
登録日: 2003/9/21
居住地:
投稿: 3623
西山正啓監督新作ドキュメンタリー・ゆんたんざ「未来世〜恨を解いて、浄土を生きる」シリーズ第一弾

(12月18日、三鷹の上映会で撮影、西山正啓監督)

昨日、12月24日に西山正啓監督からメイルを頂きました。



2日前から鳥居ステイションで知花昌一さんが単独で
「米兵ひき逃げ事件」の米兵引渡しを求めてハンスト中です。
明日には終わるとのことですが、やはり正真正銘の行動派です。
米軍基地問題と地位協定はセットです。
組織でなく一人でも行動する人を記録して、後世に伝えることが一番大事である。
そう思っています。

私もそうおもいます。



先日、西山正啓監督新作ドキュメンタリー
ゆんたんざ「未来世〜恨を解いて、浄土を生きる」シリーズ第一弾の上映会で
「知花昌一・沖縄読谷平和学」を観ました。
平和を考える材料をたくさん投げかけてくれるドキュメンタリー映画です。
私は、中学生ぐらいからの若い人たちがこの映画に触れてほしいと思いました。
ぜひ、お仲間と力をあわせて上映会を開いてください。

「知花昌一・沖縄読谷平和学」プロフィール(チラシより掲載いたします)   

【解説】 

 福岡教育大「共生社会論」講座の中から始まった、『沖縄スタディツアー“愉快なうちな〜んちゅ”と出会う旅』が今年で7回目を 迎えた。亜熱帯の美しい海、ちゃんぷる〜異文化体験はもちろんのこと、沖縄に集中する米軍基地、新しい海上基地建設の反対闘争が粘り強くつづけられている 名護市辺野古、沖縄戦で米軍が最初に上陸した読谷村、そこで女、子ども、老人による強制集団死が起きたチビチリガマ、投降することで九死に一生を得たシム クガマ。否応なくみえてくる沖縄の光と陰。そのさまざまな現場に立ち、そこで暮らす人々から話を聞く。スタディツアーの目的と、向き合う心がまえはいつも 同じだ。今回は韓国、中国、ベトナム、オーストラリアの留学生が参加、平和の礎・辺野古、読谷村ではチビチリガマ、シムクガマに加え、強制連行され無念の 死を遂げた朝鮮人軍夫の魂を、自戒を込めて慰霊する「恨(ハン)之碑」を見学した。水先案内人は読谷村議会議員でチビチリガマの語り部、知花昌一さん。旅 の終わり日本とアジアの学生たちは、国家と個人、異文化を生きるお互いの友情について、アジアの平和について夜通し語りあった。
西山正啓 撮影・編集・製作/98分/2009年作品
【製作協力】福岡教育大 船津建研究室/金城 実アトリエ/NPO法人沖縄恨(ハン)之碑の会/民宿 何我舎/ギャラリー「土」

【製作者より】

 「チビチリガマ世代を結ぶ平和の像」建立を記録した映画「ゆんたんざ沖縄」の製作から22年、この映画に記録した彫刻 家・金城 実さんと知花昌一さんは、沖縄海邦国体での「日の丸」焼きすて、右翼による平和の像破壊と再建に至る苦悩、米軍通信基地「象のオリ」奪還闘争、村議会議員 への挑戦、沖縄靖国訴訟、「恨(ハン)之碑」建立、「戦争と人間」100mレリーフ製作など共に波乱万丈の人生を歩んできた。

 2009 年早々、私は読谷村で新たな映画記録を始めた。次世代への揺るぎない平和の継承作業と琉球独立も視野に入れた二人の大胆な思索と行動を記録しようとする試 みだ。シリーズ「ゆんたんざ未来世〜恨を解いて、浄土を生きる」。シリーズ製作のための序章・第一弾は、チビチリガマの語り部として“戦争につながる動き を一切拒否する”を信念に行動してきた知花昌一さんの「沖縄読谷平和学」。競演は中国、韓国、ベトナム、オーストラリア、そして日本の大学生たち。22年 の時間を経て、ふたたび世代はめぐり、未来を結ぶ。希望はそこにある。            
      
美しさの中で泣いていた沖縄

  沖縄は私に涙を見せてくれた。しかし沖縄はただひたすら悲しんでばかりではなかった。沖縄はその涙をぬぐおうと努力していた。米軍基地建設に反対して海を 守った多くの人たち、戦争の傷跡を語り継ぎ、平和な世界を願う知花昌一さん、痛みを抱え、またその痛みを克服しようとする意志も持ち合わせた沖縄。私はこ の沖縄研修旅行を決して忘れることができないだろう。      ( 釜山教育大学校 リュ・ヒョンチェ)

知花昌一(ちばな しょういち)

1948年読谷村生まれ。1986年、彫刻家・金城実さんの指導による「チビチリガマ(集団自決)世代を結ぶ平和の像」建立委員会事務局長として尽力。翌 年秋、沖縄海邦国体ソフトボール競技開始式で「日の丸」を焼却。95年楚辺通信所、通称“象のオリ”内にある軍用地の再契約を拒否。全国的な支援を受け基 地奪還闘争の先頭に立った。以来10年に及ぶ粘り強い1948年沖縄読谷村生まれ。1987年彫刻家・金城実さんの指導による「チビチリガマ(集団自決) 世代を結ぶ平和の像」を建立闘いを経て、施設撤去・全面返還をかちとる。98年読谷村議会議員に当選、三期目の今日に至る。著書に「焼きすてられた日の 丸」(新泉社)「燃える沖縄・揺らぐ安保」(社会批評社)がある。

西山正啓(にしやま まさひろ)

1948年山口県生まれ。86年から沖縄読谷村に滞在して「チビチリガマ世代を結ぶ平和の像」製作、強制集団死遺族の証言、読谷高校の卒業式で繰り広げら れた「日の丸」強制に抵抗する高校生たちの行動を映画「ゆんたんざ沖縄」に記録した。2000年には「未来世を生きる〜沖縄戦とチビチリガマ」を発表。代 表作に「しがらきから吹いてくる風」「梅香里」「ぬちどぅ魂の声」「朋の時間〜母たちの季節」「米軍再編・岩国の選択」「消えた鎮守の森」「貧者の一灯」 シリーズ三部作など。現在、「ゆんたんざ未来世〜恨を解いて、浄土を生きる」シリーズを製作中。


●映画についての連絡先/西山正啓
電話080−5255−7406 
e-mail:aitaro7◎yahoo.co.jpg
(◎を@に、末尾のgを削除して送信してください。)

日本各地でこの映画を上映し、
平和を育んでいけることを
心から願っています。
(おおき せいこ)
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