（1967年の駒沢、そして現在の駒沢交差点です。
この写真の先にラルーがあります。撮影・大木茂）

玉電 を知っていますか。
３８年前まで走っていた路面電車。
玉電の開業は1907（明治40）年で、今から丁度 100年 前です。


（４０年前の風景そして同じ場所からのいま）

この玉電の写真が我が家にはたくさんあります。
連れ合いが学生の頃に撮ったものです。
静かに眠っていた電車たちが大きな深呼吸をして
近くの心地の良い喫茶店に走って行きました。
小さな、小さな写真展です。

準備に一緒に行かれなかった私は今日初めてみてきました。
カウンター席の隅で美味しいコヒーを飲んでいたら
昼食にいらした４人のお客さんの声が聞こえました。
一番年上らしい男性が写真の説明に書いてあった1967年を見て
「ボクが生まれた年だ！こんな風景がここにあったんだなぁ?」
と言われると次から次と話しが繋がってオーナーも交えて話しが弾んでいました。
何だか心が温かくなって幸せな気分になりました。

　



少し不便な場所ですが、のんびり美味しいカレーやケーキや
コーヒーを楽しみながら見ていただけたら嬉しいです。
最終日は決めていません。
暫くは、開いています。
（07-08-27・おおきせいこ）

場所：LARE　ラルー（スペシャルティーコーヒーショップ）

昨日ラルーで、玉電の写真拝見いたしました。
前照灯をにぶく光らせながら走る、黄昏どきの玉電の写真を
眺めていると、「哀愁」という言葉が浮んで来ました。
「黄昏どき」もそうですが、
今は東京に、あるいは日本に失われてしまった言葉です。
当時は何気ない風景が、しっかりと世相を現していたんですね。
風景に潜む時代の体質、それをとらえ銀板に定着する写真の力、
その不思議を思いました。
丁度撮られた時代、１９６５年頃に上京しましたから、
都電の走る風景とも重なって、郷愁も感じました。
モノクロームの写真が放つ哀愁には、ラルーの一番苦いコーヒーが合いました。
よい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　≪雲≫

１０日、月曜日の夕方４時１５分すぎ
放送局 エフエム世田谷 （83.4MHZ）に
ラルーが紹介されます。

番組『オープンサロン834』内で世田谷ウォーカーという
コーナーです。
ラルーのお店と電話をつないで紹介されます。
世田谷地区の皆さんでラジオを聞かれる方は
チャンネルをあわせてくださいね。
（07-09-09・おおきせいこ）

次の展示があると聞いていたので
外しに行こうかなぁ?・・・と。
遊びに来た友人と昼食に美味しいカレーを
食べて写真展の片付けをしましょうと
ラルーに出かけました。

でも、もう少し続けたいとおっしゃるので
もう暫く展示することにしました。

懐かしい玉電の風景と４０年経った
今の風景をみながらそれぞれの想いに
素敵な風がふっ?とふいて
楽しい会話が・・・、楽しいふれあいが・・・

喜んでいただけて我が家も幸せをいただきました。
ながい間、眠っていた写真もたくさんの人の温かい
眼差しにきっと「嬉しい！」とおもうかなぁ?。

友人と季節の草花を見ながら歩きました。
今年は、どうしたのでしょう。
花梨もザクロも実をたくさんつけています。

写真のザクロは、何時も神無月に入り
母の命日に頂いています。
ザクロが好きで６０歳から習い始めた日本画の
題材にしてこの季節描いていたのが懐かしいです。
（07-10-02・おおきせいこ）