メイン つぶやき 「女性は産む機械」発言に抗議声明 | 投稿するにはまず登録を |
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seiko | 投稿日時: 2007/1/31 23:03 |
管理人 登録日: 2003/9/21 居住地: 投稿: 3623 |
「女性は産む機械」発言に抗議声明 私は、子どもが大好きです。
でも、母親になれませんでした。 最近、9キロの柴犬ゆきを抱き ゆきが力を抜き私に身体をゆだねてくるとき 子どもを産みこんなふうに抱きしめて共に 成長したかったなぁ?と思うことがあります。 いま、「沖縄と連帯するかながわ女性の会」が 出された声明が送られてきました。 私も同じ気持ちです。 掲載します。(07-01-31・おおきせいこ) 柳沢伯夫厚生労働相の「女性は産む機械」発言に抗議し、 厚生労働大臣の辞任を求める声明 柳沢伯夫厚生労働相は、去る1月27日松江市で少子化問題に触れ、「女性は産む機械、装置」として「装置の数は決まっているから、あとは一人頭がんばってもらうしかない」と発言したと聞きます。その場でこの発言について謝り、「産む役目の人」と訂正したと言いますが、どちらにしてもこれらの発言は、柳沢厚労相が女性を人間と認めず、根深い女性蔑視観をもつことの現れであり、私たちは烈しい怒りをもって抗議します。 厚生労働省は、政府の中でも特に国民の福祉に努める機関です。人権感覚の無い者が長となる資格はありません。私たちは柳沢厚労相が即刻大臣を辞任することを求めます。 私たちは、1995年に沖縄で米兵による少女強姦事件が起きたことに衝撃を受け、軍事基地がある限りこのような事件は無くならないと、神奈川県下の女性団体が集まって結成し、軍事基地問題、女性の人権問題に取り組んできました。しかし米軍兵士による事件は後を絶たず、昨年1月にも横須賀で通勤途上の女性が米軍兵士に惨殺されました。 1999年以来、自民・公明両党による政府は戦時体制整備の法制を進め、安倍政権は国家のために命を捧げる子ども作りとして教育基本法を強行採決で改悪し、改憲を公言するばかりか、NATOで自衛隊を何処へでも派兵すると表明するなど、世界の指標であり、宝といわれている日本国憲法をないがしろにして憚りません。政府の行為による戦争は目前に見えてきました。 軍隊は、兵士の人間性を奪うこと、暴力と支配の論理で成り立ちます。日本が戦争をすることを前提とした新教育基本法や改憲の論議を見ても、国家主義の基礎としての家族主義を強調し、女性を支配して国家に奉仕させる目的が見てとれます。柳沢厚労相の発言もこうした考え方に立つものにほかならないでしょう。 人口減少が国力をそぐとして少子化対策が言われていますが、産む、産まないは個人の問題です。政府が口出しすべきものではありません。政府がなすべきは、女も男も安心して子どもを産み育てようと思える社会を創ることです。 私たちは人権をむざむざと国家に奪わせることはできません。女性が戦争体制に組み込まれることを拒否し、軍事力によらない平和の構築と、誰もが人間らしく生きられる社会をめざす者として、柳沢厚労相を断じて許さず、直ちに厚生労働相を辞任することを求めます。 2007年1月31日 沖縄と連帯するかながわ女性の会 |
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