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     kiss-meさんが伝えてくれるビルマ!10月19日更新!★日本とビルマの関係について教えられることの多いのは、やはり山本宗補さんのページ!
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seiko
投稿日時: 2007/10/1 12:07
管理人
登録日: 2003/9/21
居住地:
投稿: 3623
kiss-meさんが伝えてくれるビルマ!10月19日更新!★日本とビルマの関係について教えられることの多いのは、やはり山本宗補さんのページ!

30日のデモは雨が降り続き、公園大木も雨宿りの役にはたたないほど
時折、強くそれは母国を想う皆さんの流す涙のような
そんなおもいで歩きました。


4月の都知事選の時に出会った皆さんです。
ビルマ勝手連!
私は、皆さんが大好きです。
想いを素直に行動に表現することの大切さを学びます。
これからいろいろなことで心を繋いで頑張りたい!!


子どもたちも歩いた。
「頑張ったね」と「マガジン9条」のシールを差し出すと
とても嬉しそうな笑顔が返ってきました。(07-10-01・おおきせいこ)

☀☀☀☀☀☀☀ここからkiss-meさん☀☀☀☀☀☀☀☀☀☀
明日も晴れの9/30デモの写真 、いいですね!みなさん風邪ひかないといいですが...
インドでもシンガポールでもタイでも、連帯のデモがあったそうです。インドでは僧侶も、ビルマの僧侶に連帯してデモに参加したとか。
せめて昨日の西口には行きたかったけど遅番でだめだったので、そのかわりというか、東京新聞に投書しました。長井さんのことです。「日本人が殺された」ことばかりクローズアップして「ジャーナリストが殺された」という視点が感じられないので。
ジャーナリストだからこそ危険をおかしてまでビルマに行った長井さんに失礼だよ。今回は「自己責任論」の「自」も出ないのが気になるし。イラクで殺された橋田さんや小川さんとどう違うのだろう。

そんなこんなで昨夜の睡眠不足がたたって、きょうもブログのチェックはしましたが翻訳はパスして要点だけです。

ラングーン市内の状況は日本でも報道されているとおりです。小さなデモはあっても、すぐに治安部隊におさえられてしまう。逃げては場所を変えてデモしている。
参加者は少ないだけでなく、期待がしぼんでしまった。
マンダレイでは少し違います。デモや僧侶に対する兵士の態度がラングーンほど悪くない。
バス代をあげるから僧院に戻ってくれと兵士が僧侶に頼んだとか、月曜日(明日)までデモすると言っている市民がいたとか。僧院に閉じ込められた僧侶たちが、通りを行進するかわりに経文を唱えての抗議行動をしているとか。

ガーディアンの記事は、今回のできごとには二つのストーリー(見かた、と言ってもいいかも)があるといっています。ひとつは、市民による非暴力の意思表示が武力行使でたたきつぶされたというもの。もうひとつは、そうではあっても、軍政がかつてのようなパワーを失っているように見え始めたこと。中国が、遅きに失したとはいえ(混乱を望まないと表明)動いたことで、ビルマはかつてないほど孤立している。独裁者タンシュエ議長の判断ミス(首都移転、ガソリン値上げ、丸腰の市民に武力行使)を誰もとめることができない。ただでさえ疲弊していたビルマ経済に首都移転費用が重くのしかかる。タンシュエと取り巻きだけが経済的に潤い、下級兵士はまともな住居もあたえられていない。貧困に苦しむことでは兵士も市民も同じ。反乱とまではいかないにしても、そこかしこで指揮にそむく兵士のことが目撃され報告されている。ビルマが変わるとしたら、リフォームしてというより、東欧みたいな激変が予想される、などなど。

数日前の期待に満ちたころ読み飛ばしてしまった記事によると、青年男性が一度は仏門に入るビルマでは、家族のなかに僧侶がいるという兵士もいるだろう、とのこと。ビルマには僧侶が40万人から50万人、兵士は40万人いるそうです。兵士ひとりに僧侶がひとり、ということになります。ではまた。(kiss-me )

seiko
投稿日時: 2007/10/2 1:12
管理人
登録日: 2003/9/21
居住地:
投稿: 3623
Re: kiss-meさんが伝えてくれるビルマ! NO2 ★追加の追加しました。

(「我々は同じ地球の仲間です。日本の皆さんどうかミャンマーに眼を向けてください」と掲げていました。30日ビルマ大使館前)

☀☀☀☀☀☀kiss-meさんここから☀☀☀☀☀☀☀☀☀☀☀☀
ビルマ危機:月曜日
ブロガーはさるぐつわをはめられてしまったが、軍の抑圧の恐ろしさを示す報告が流通しつづけている。

2007年10月1日 9:42 AM
ビルマ軍政は反政府デモを粉砕したのだろうか?その犠牲はどれほどのものだったのだろうか?危機解決への外交努力が続く今日、先週のデモで数千人が殺されたという未確認情報がある。

10.30am (BST)
ロイター通信およびAP通信によれば、治安部隊はラングーン中心部の群集制御を少しゆるめた。今日は市内各所で比較的静かな光景が見られ、1988年の反乱以来最大のデモがおきた先週のラングーンとの違いが際立つ。

亡命ビルマ人ブロガーSoneseayarは、先週のデモで何千もの人が殺されたと主張する。元情報機関部員で亡命したHla Winの話を引用して、何百人もの僧侶が処刑され遺体がジャングルに捨てられたと報告している。

「遺体は何千にものぼるだろう」と彼が言っていることが報告されている。

彼の主張はthe Daily Mailにも掲載され、彼が亡命したことについてはthe Norway Postが報道している。

タイに本拠地をおくIrrawaddyは「キリング・フィールド」という言葉を使っている。その報道によると、先週のできことをカメラ持参で取材していた27歳のジャーナリストWin Ko Ko Lattが行方不明だ。

治安部隊が今日はカメラを持っている人物を捜索中だと、それは報じている。

他方、AFP通信によれば国連特使Ibrahim Gambariは、危機終結への妥協案をさぐるため、明日ビルマ軍政トップのタン・シュエに会う予定だ。

デモ支援のためにFacebook(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に設立されたグループへの登録者が220,000人を超えた。世界中でおきているシンパシー(共鳴、共感の)デモがくわしく紹介され、なかには「あらゆる場所の人々にビルマの反乱を」思い出させる僧侶の絵をステンシルしようという運動も★含まれている。


僧侶の形の切り抜きとスプレーを使って壁などに描く。
http://saffronrevolutionworldwide.blogspot.com/
このサイトから僧侶の型をダウンロードして印刷できます。

11am
オスロに本拠地をおくDemocratic Voice of Burmaが、金曜日のデモで殺された二人の遺体が遺族に返されないで、政府が組織した控えめな葬儀で埋葬されたという遺族たちの話を伝えている。

Mizzima(News)は選りすぐりの風刺漫画を公開しており、なかにはタン・シュエをビルマと外界に張られた電話線をかじるネズミになぞらえたものもある。検閲に関しては★★がくわしい。

★★
http://www.guardian.co.uk/burma/story/0,,2180860,00.html
ガーディアンの記事。タイトルは「抑制でインターネット交信不能(ブラックアウト) ブロガーは沈黙を強いられた」

Sophie LwinはFacebookで、ラングーンにあるNgwe Kyar Yan僧院では190名の僧侶が棍棒で撲殺されたと報告している。ラング
ーン在住の姉妹から電話で聞いた話にもとづくという。Ko Htikeは気がかりな写真を掲載している。僧侶の遺体がうつぶせで水面に浮かんでいるのだ。★★★

★★★
http://ko-htike.blogspot.com/
ショッキングな写真です。覚悟してみてください。
記事(ほとんど「・・・」ですが)のあとに写真が載っています。

☀☀☀☀ここから追加分です。☀☀☀☀
駐ビルマ英国大使Mark CanningはBBCに、ラングーン市中に兵士15,000名の存在が、デモが起きないようにしていると語った。
「正常さを描いてはみせても、重々しい軍隊のプレゼンスがあってこそだ」と彼は言った。

12pm
The Asia Timesが危機への対応について軍政のあいだに亀裂が生じていると報道。タン・シュエの副官Maung Aye将軍は僧侶に対する武力行使に反対したし、先週は、数名の兵士が撃つことを拒否している。

同紙は、もし今週も流血ざたになれば軍内部で反乱が起きるという、ある解説者の予測を引用している。同紙はさらに、兵士のあいだに(デモに)共鳴する者がいるから、デモ隊は先週末、アウン・サン・スー・チーに会うことができたのだとしている。

同紙はまた、タン・シュエの妻と娘のひとりがビルマを脱出してアラブ首長国連邦に行ったという、未確認情報を繰り返している。

12.30pm
報道の自由を求める「国境なき記者団」は、今回の動乱が始まってから逮捕された10名のジャーナリストたちの即時釈放を求めている。

1pm
(政治犯の支援団体)The Assistance Association for Political Prisonersは、8月31日以降に逮捕された何百人ものデモ参加者の名前を公表。また、先週の水曜日から木曜日にかけて1,000人以上の僧侶が逮捕され殴られたと主張している。

ビルマの人々は今でも、NiknaymanのチャットルームCboxを通して検閲をかわしているようだ。電話で伝えられた或るメッセージは、今日もラングーン市内でInsienからThaMineの交差点まで2,000人がデモしたと述べている。

2pm
Irrawaddyによれば、先週逮捕された70名ほどが今日、釈放されたという。

3.45pm
The Sydney Morning Heraldが、ラングーンでデモ参加者に会うのは「ジョン・ル・カレの小説のなかに入っていくようなものだ」と報じている。同紙の記者は「43丁目とAnawratherストリートの交差点に行き、この番号に電話しろ」と言われたのだ


4pm
soneseayar(ビルマ語のブログ。これを見たガーディアン紙の通訳Mai Aungが言ったこと)によると、日本人フォトジャーナリスト殺害はラングーンに配置された師団のHla Htay Winという名の将官(Major General Hla Htay Win of the Rangoon Division)のせいだという推測が流れるなか、同将官が首になったという。

他方、マンダレイでは僧院への食事の配達(差し入れのことだと思います)が禁止され、僧侶たちは施しを受けに外出することを許可してもらえない。Mmedwatch(ブログ)はさらに、軍はマンダレイ周辺の村人をトラックで運んできて、政府寄りのデモをさせようとしている。

4.10pm
Niknaymanの最新情報によると、現在Technology College(軍事訓練のための機関ではないでしょうか)に収容されている約2,000名の僧侶と尼僧はKa Baw渓谷(一種の刑務所)に移送されることになっている。

4.50pm
ビルマ・ブロガー最後のよりどころ?Curt on the Committee to Protect Bloggersは、いまでもビルマ国内から発信しているのはNiknaymanだけだ(Niknayman is the only blogger still posting from Burma, via his/her cbox chatroom)と主張している。彼/彼女はcboxチャットルームを通じて発信している。MarshallKirkpatrickがNiknaymanの勇気に敬意を表した。
(kiss-me )


世界各地で行われたシンパシー(共鳴、共感の)デモの
写真が下記のサイトで見られます。

「nikさんの公開ギャラリー」の
「Supports from the people over the World」

http://picasaweb.google.com/niknayman/SupportsFromThePeopleOverTheWorld

85枚組の写真のトップは日本のデモです。
スライドショーにもなります。

「nikさんの公開ギャラリー」には、ほかにも
Protests in Burma (September 27-30)(4)2007/10/01
Malaysia, Singapore, New Dehli, Lodon & New …(32枚組)2007/09/30

など、ビルマ内外のデモ関連写真がたくさん掲載されています。
(kiss-me)
seiko
投稿日時: 2007/10/5 9:26
管理人
登録日: 2003/9/21
居住地:
投稿: 3623
Re: kiss-meさんが伝えてくれるビルマ! NO3 長井健司さんのこと。
今朝、kiss-meさんからメイルが届きました。
長井健司さんに関する署名ブログもあります。
このブログは、署名に行くといろいろ出て来ますが
大丈夫です。私もはじめは不安になりました。
呼びかけになっている人たちのサイトも探したり
いろいろ調べました。表示している事柄は事実です。
出来れば8日の青山斎場で行なわれる野辺送りに
遠くからでもお別れを・・・・・・。
カメラのグリップを握りしめた格好で指が硬直して
おられたというニュースには、ほんとうに胸が痛みました。
(おおきせいこ)
AFP BB News
http://www.afpbb.com/article/politics/2293266/2208809

☀☀☀☀☀ここからkiss-meさん☀☀☀☀☀☀☀☀☀
9月29日は、沖縄県民の10人に一人が参加したことになるんですね。すごい!

ビルマ支援も広がっています。牛久の入国管理センターに収容されているビルマ人たちもハンストを開始したそうです。

Democratic Voice of Burma(DVB)によると、国際連帯行動を10月6日におこす計画があるそうです。アジア、ヨーロッパ、アメリカの大都市でデモが予定されており、さらに多くの場所でデモが行われることになりそうです。デモの開始はそれぞれ現地時間の正午。ちょうど土曜日ですね。正午は無理だけど夕方なら、私も1分でも2分でもいいから西口に立ちたいな。

東京新聞によると、牛久にある入国管理センターに収容されているビルマ人たちがハンガーストライキを始めたそうです。
日本でも署名運動が始まっています。

http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/d/20071005
(長井さんを知る人たちが立ち上げて2日間で500人を超え
いまは、1000人を超えています)

さきにお知らせしたAvaaz.orgの署名運動はフィナンシャル・タイムスなど主要紙に意見広告をうちました。「どちらが中国を表すようになるのでしょう?」のタイトルの下に二枚の写真が並んでいます。左がデモ隊を襲うビルマ兵(ビルマの悪夢)、右がオリンピック開催都市決定(オリンピックの夢)。その下に「選ぶのは今。ラングーンの路上に。」とあり、「経済成長にみあう責任を世界は中国に求めている。中国の投資、貿易、武器輸出無しにはビルマ軍政は成り立たない。ラングーンの路上で起きていることは、ビルマ国民の運命だけでなく、中国の未来の国際関係をも形成する。」その下に、「私たちは平和的抗議行動をするビルマ市民の味方だ。あなたがデモに対する武力行使に反対し、ビルマの真の和解と民主主義を支援するよう求める。」「世界192カ国543,197人の市民からのメッセージ」とあります。署名運動は続いています。さらに大きな圧力をかけるため百万人をめざしています。

http://www.avaaz.org/en/stand_with_burma/h.php/?cl=20634329

一方、ビルマでは逃走する僧侶たちがバスに乗ろうとして乗車拒否にあうなど、市民の側の自主規制も強まっているようです。国連の特使派遣は失敗に終わりました。特使が出発して何時間もたたないうちに、デモの中心になったパゴダ付近の住宅を軍が家宅捜索し、少なくともトラック8台分の市民を拘束していったそうです。ビルマ軍政は今日はじめて、民主化デモが始まってから2,093人を逮捕し、たことを認め、そのうち692人を釈放したと言っているそうです。タイにある政治犯支援団体Assistance Association of Political Prisonersは、2000人を超える僧侶・運動家・通行人(デモのそばを通行していて逮捕された人々)の行方について強い懸念をしめしています。武力行使が始まってから「消えた」43人のリストを公表しました。

-------------
きょう(4日)は吉祥寺にパレスチナ・キャラバン(日本とパレスチナの俳優による演劇)を見に行きました。テーマはパレスチナ問題です。人形劇、詩、歌、舞踊など織り交ぜて、すごいパワーでした。パレスチナの俳優のせりふは翻訳してスクリーンに映し出されたのを読みながら、というハンディがあったものの、すごく刺激的で演劇の醍醐味を味わったことで満足しています。でも、終わって
テントを出たら警官二人、(たぶん)公園管理課職員、騒音の苦情をまくしたてる女性が...。運営面ではコミュニケーション不全かも。
7日までの予定ですが、明日も無事に公演が続いていることを祈るばかりです。
もし、お時間があればぜひ。毎夕7時から。井の頭公園のはずれ、自然文化園と道路を挟んで向き合ってたつ白いテントでやっています。
(kiss-me )

10月9日づけガーディアン紙から。(10月10日更新分)

・スー・チーさんは条件つき対話を断りました。彼女の言葉です。

「誠実さとギブアンドテイクの精神のうえに対話の成功というのはあるのです。成功させようという意思も欠くべからざるものであり、また、どんな前提条件もつけてはなりません。」

・ゲーリー・プレーヤーというプロゴルファー、南アでおこなわれるチャリティトーナメントに招待されていたのですが、マンデラさんが招待を引き下げました。
プレーヤー氏の会社がビルマに軍政幹部ご用達ゴルフコースを作っていたため。
このことを暴いたガーディアン紙のコラムを読んだ、デズモンド・ツツ司教から教えられたそうです。プレーヤー氏もトーナメント不出場をみとめました。ゴルフコース建設は、スー・チーさんの自宅軟禁が(一時的に)解けた2002年でビルマの対外関係にも改善がみられた時期だったと弁明しています。

・ビルマのブロガーが復活しました。インターネット復旧は軍政の余裕のあらわれだと言われていますが、夜間外出禁止時間(やや緩和して午後10時から午前4時まで)だけ繋がるそうです。さきに紹介した女性ブロガー(「私が死んだらブログにアップするね」と書いていた女性)も「ただいま(アイム・ホーム)」というタイトルで久々に更新。ラングーン市内では今でもデモがおこなわれている
そうです。ただし親軍政派の。彼女いわく「皮肉ね」。
(kiss-me )
seiko
投稿日時: 2007/10/16 20:13
管理人
登録日: 2003/9/21
居住地:
投稿: 3623
Re: kiss-meさんが伝えてくれるビルマ!【ガーディアン10月9日】★追加します?


ビルマ情勢ですが、とりあえず読んだ記事のポイントだけ貼り付けます。転載可です。長井さん銃殺についてビルマ国営放送が、観光ビザで入国したのに取材したのが悪いといってること。これについて三つのことを言いたいです。
ひとつは、観光ビザじゃなければ入国できなかったのは、取材が制限されているということ、ジャーナリストが入国できないところでどれほど恐ろしいことが起きているのか想像しなければならないということ。
もうひとつは、日本のメディアが撤退したあとも残って取材を続けている海外メディアの記者たち、ビルマ国内の記者たち、カメラつきケータイやブログやチャットで情報発信している一般市民のことを忘れてはいけないということ。
国外からなんとかして中を見ようとしているだけでなく、ビルマ国内からも、なんとかして状況を報せようと努力している人々のことを忘れてはいけないということ。
そして、もうひとつ。沖縄に行くのにはパスポートもビザも要らない。今、沖縄でおきていることもちゃんと報道できなくて、長井さんの遺志を受け継ぐことができるんだろうか?(kiss-me)

ほんとうに、その通り!!(おおきせいこ)

kiss-meさんが訳した・・・
【ガーディアン10月9日】

タイ在住の亡命グループによると、ビルマに密かに持ち込まれていた衛星電話10機と無数のコンピュータが押収された。インターネットと固定電話の遮断により映像発信が難しくなっていたが、これで最後の手段を断たれたことになる。

また、ビルマ外務省と治安維持当局(home department security officers)がラングーン市中心部にあるトレーダー・ホテルに置かれた国連事務所をおとずれ、衛星電話使用許可書を見せるよう要求した。

さらにサクラ・タワー(高層ビルの名前。ホテルだと思います)にある日本の機関the Japan International Co-operation Agency(直訳すると日本国際協力庁。正確な名前はわかりません)やセドナ・ホテル内にあるオフィスも視察した。これらの場所はデモが最高潮に達した場所のひとつ、シュウェダゴン・パゴダを見下ろす位置にある。

伝わるところによれば、デモ参加者の摘発は今も続いている。映像や目撃情報を外部に発信する際に使われたと疑われたコンピュータの所有者などがねらわれている。

昨日、ラングーン市内にある米英大使館への電話が不通になった。先週末まではつながっていたもの。

-------------

【ガーディアン10月13日はラングーン市内で取材しているケビン・ドイル記者の記事が掲載されています。デモ弾圧後のビルマを再び恐怖政治が支配する様子を伝えています。僧侶は釈放したと軍政が発表していますが、僧院近隣での聞き込みから、いまだに僧侶たちが戻ってきていないことがわかったということです。下記は市内で取材した二人の男性のコメントのごく一部です。また、インターネットは遮断されてもケーブルテレビがつながっていて、ラングーン市民はCNNとBBCで武力によるデモ弾圧を見たとも報じています。】。

(カフェにいた45歳実業家男性の声)

「見ざる、聞かざる、言わざる。これが生き残る道だ。でも(心の)中では私たちはわかっている」「あの日本人カメラマンはアフガニスタンやイラクでも取材したことがあると聞いた。それでも彼は死ななかった。ここビルマで、彼は撃たれて死んだんだ」。なぜ早い段階でデモから離脱したのか聞かれて「私には妻と三人の子どもがいる。もし私が殺されたら、彼らは何も無い状態におかれてしまう」。

この市民は88年のデモも支援した人。それ以降、軍は、より金持ちになり、より強くなり、権力維持への投資を強めたと彼は言った。

先週以来、国営のテレビ・新聞には親軍政デモのニュースがあふれている。また、新聞には全面で、テレビでも頻繁に、「売国奴」や「新植民地主義者」がでてくるBBC、ボイス・オブ・アメリカ、Radio Free Asiaを見たり聞いたりしないよう警告が発せられている。

「ビルマに民主主義はフィットしない。将軍たちはギャングだが少なくとも物事を動かすことができる。民主政党には国家経営の経験がない」。

経済制裁の対象になる西側からの投資を、もしかすると軍は欲していないのではないか。投資には文化的・経済的影響力がつきものだから。

「軍は必要なものすべてを持っている。彼らは西側の文化的影響力を嫌う。それによって彼らが変わらざるをなくなるからた」。

(もうひとり、先週はじめにシュウェダゴン・パゴダで会って取材した男性について)

この男性は警官になって6年目の26歳、私服警官にまで昇格した。僧院の夜間急襲に加わるよう命じられた。月曜日(10月8日のこと)に制服と武器を署にあずけ、タイ国境へ逃げる前の最後の参拝をしにパゴダへ来た。みつかれば数年間は入獄しなければならない。

ひざまづいていた彼は立ち上がると言った「もうたくさんだ。ここにはいられない(あるいは「もうじゅうぶんにお参りした。もう行かなきゃ」。どちらにもとれます。)」。そして他の二人の若者とともにタイ国境の難民キャンプへと旅立った。そこには既に何万人ものビルマ人が逃げ込んでいる。(kiss-me )

10月19日追加します?。

誰でも参加できそうなアクションもあるので転送、転載よろしくお願いします。

ビルマ軍政のデモ弾圧をジェノサイドの罪でICCに提訴しようという動きがあります。88年のデモに参加したことから「88世代」とよばれる人々の中のあるグループからの提案で、国際社会の協力を募っています。まだ訴追計画の大枠だけですが、下記のサイトに公開されています。弁護士さん、ボランティア大募集中。
http://burmamyanmargenocide.blogspot.com

やはり88世代の人々が国連事務総長と安保理メンバーに、軍政に対してもっと断固とした行動をとるよう求める書簡を送りました。かれらが逮捕されるのも時間の問題、これが最後の訴えになると訴えています。軍政はスー・チーさんに会いたいなどと公言しながら、いまでも民主化勢力の摘発を続けている、連行された人々(僧侶や学生を含む)は食事も医療も与えられず劣悪な環境下で拷問され、
死者も出ている、強制労働をさせるための収容所に移送された人もいると訴え、武器禁輸や投資の禁止を含む経済制裁と、(軍政と民主化勢力との)対話が実現するまでガンバリ国連特使がビルマに留まることを求めています。
(10月17日づけビルマ民主放送DVBより)

海外から帰国した人々がデモ参加を理由に逮捕されているそうです。ラングーン空港に着くと、ビルマ大使館前での抗議行動に参加した人々のリストと顔写真を持った政府職員が出迎え、一人一人の顔をチェックしているのだそうです。拘束され刑務所に送られた人もでています。
(10月18日づけDVBより)

「パンティー・フォー・ピース」キャンペーンが国際的なひろがりを見せ始めました。軍政幹部のなかでもとりわけ迷信深いタンシュエ議長は、なにか女性の着るものに触れると力が失われると信じているそうです。そこでビルマ大使館にパンティーを送って暴力反対の意思表示をしようというわけです。オーストラリア、ヨーロッパ、シンガポールで始まったキャンペーンがタイにも上陸。チェンマイでつくられたビルマ支援グループLanna Action for Burmaのリズ・ヒルトンさんによれば「SPDC(ビルマ軍政)は女性への暴力で知られている。だから、この運動はビルマの女性たちを支援する世界中の女性からの、とても強いメッセージになるはず」「多くの人は何もできないと感じている。ビルマのデモに対する武力行使を見ているのは、隣の家でDVがおきているのと似ている。争う声が聞こえたり、話し合おうとしてみたり、いろいろやってみたり。でも、私たちに必要なのは感じたことを表現すること」。ラングーンでは野良犬の首にタンシュエ議長の写真をぶら下げて抗議するのが人気だそうです。犬といっしょにされるのは相当な侮辱だと、ビルマの人々が考えているから。ヒルトンさんいわく「ビルマのひとも国内でできることはやってる。外にいる私たちもできることは何でもしなければ。私たちは政治家じゃない、権力があるわけでもない。でも、女性にはパンティーの力がある。それを使おう」。
(10月18日づけタイの亡命ビルマ人メディアIrrawaddyより)

日本ではジャーナリストたちの署名運動が9000人に達したそうです。1万人になったらビルマ大使館に抗議とともに提出。
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927


(山本宗輔さん・10月12日、古木杜恵の闘う居酒屋にて撮影)

日本とビルマの関係について教えられることの多いのは、やはり山本宗補さんのページです。10月18日の投稿「誰が長井健司さんを射殺したビルマ(ミャンマー))の軍事政権を助けてきたのか?」を読むと、軍政に対する日本の態度に海外の関心が集まって当然だと思います。でも、そんなふうに関心をもたれてること、マスコミは報道しません。
http://homepage2.nifty.com/munesuke/
(kiss-me)
seiko
投稿日時: 2007/10/24 23:26
管理人
登録日: 2003/9/21
居住地:
投稿: 3623
28日に集会があります?。
ビルマ関連情報、次々と出てきて追いつけてないです。
斜め読みしてポイントだけ並べると...

・今でも、少なくみても、2500人が拘束され、夜間急襲による逮捕連行は続いている(イギリス政府発表10/20ガーディアン)

・それでも小規模の抵抗は続いている。警官に対する投石など。(同)

・武力による弾圧はビルマを不安定にしただけ。(同)

・9/27の武力弾圧では16歳の子どもまで殺された。(10/19ビルマ民主放送DVB)

・88世代学生の家族が狙われている。人質かみせしめか。(10/21DVB)

・同じようにデモ先導者の家族も逮捕連行されている。(10/19DVB)

・バゴという街で親軍政デモに抗議して捕まったカップルがいる。家の外壁に反政府デモ弾圧抗議のプラカードをかかげ、戸口に立って通過する親軍政デモを非難。街の有力者の口利きで釈放はされたものの10月30日の判決で長くて2年の懲役か。(10/19DVB)

・ヒューマンライツウォッチが中国に対して、ビルマ軍政制裁に加わるよう要請。北京オリンピック開催予定日2008年8月8日が、虐殺でつぶされた88年デモの始まった日からちょうど20年目にあたる。中国のビルマに対する態度しだいで、080808は吉にも凶にもなると言っています。中国は反発。(10/19DVB)

・パソコン、衛星電話などが摘発、押収されているので、民主化勢力に機材を提供するための募金が行われています。Avaaz.orgのよびかけ。

さっきみたら18万ユーロくらいになっていました。
ちょっと嬉しいニュース。では。
(kiss-me)

28日の集会 に誘いあって参加しましょう!!
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