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     晴子の入院日記 1から5まで! (数時間の外出許可をもらいました。)
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投稿者 スレッド
seiko
投稿日時: 2007/4/15 12:26
管理人
登録日: 2003/9/21
居住地:
投稿: 3623
晴子の入院日記 1から5まで! (数時間の外出許可をもらいました。)


4月10日(火)「入院していただきます。」

4月8日の夜中から痛みだした腸!
先ず頭に浮かんだのは、吉川勇一さんはこんな苦しみを何度もされていたんだなぁ〜と思いました。
選挙で忙しく動いていて家人に迷惑をかけていた手前、大騒ぎをして甘えるわけにもいかずこの日は、ひたすら快復することを祈りながら長い夜を過ごしました。

朝になりたまっていた家の仕事をしたり痛みを抑えながら頑張ってしまい夕刻に固いしこりに気づいた私は、何時もお世話になっている整体の先生のところに駆け込みました。
光線を1時間半程当てていただきその痼りが出たのでほっとして「ごめん!」と思いながら出来合いのおかずを買って出すと「甘いなぁ?」思っていた言葉が連れ合いから・・・・・。
何時もだと何か頑張ってしまう私ですがこの日は、とにかく寝ました。でも、夜中に前よりも痛みは広がり腸全体が何か訴えているかのように意思表示を始めました。
一瞬、「救急車を呼ぼうかなぁ?」これで3回目だ!!と先日、浅野史郎選挙事務所前で起きた交通事故を通報した時の事が頭に浮かびました。数時間したら病院へ行ける時間だったのでそれまで我慢する方を選びました。

「ごめんね。ジローとゆきの散歩をお願いね。」と連れ合いに頼み近くの病院へ急ぎました。
血液検査、レントゲン、CT、など検査が続きました。
腸が炎症を起こしている指数が通常は0,3なのに私の指数は15,3になっていました。
「緊急に入院していただきます。」
先生の言葉に「おっと、ジローやゆきをどうしょう」・・・と。
「入院準備に一度家に帰してください。」とお願いをして家に急ぎました。家の近くまで来ると丁度散歩を終えたジローたちが家に入るところでした。不安気なゆきの顔が記憶に残り愛おしそうに見つめるジローに思わず抱きしめていました。
少し不機嫌な連れ合いに申し訳なく思いジローとゆきの足を洗いました。
「ジローくん、ごめんね。母さん具合が悪いの!直して元気になって来るから父さんとゆきをお願いね。」足を洗いながら彼に語り続けました。
この子は、わかっていると感じてジローも身体が大変なのに“ごめんね”と思わずにはいられませんでした。
病院に戻る前に台所だけでも片付けてとやり始めると「ボクがやるから自分のことだけ考えなさい」と言われ急いで支度をして病院へ・・・・・・。



この日、病院から近間にいた友人Y崎さんが仕事を終えて飛んで来てくれました。太極拳を教えている彼女は、何時も私のページを読んで心と身体の適正適所に助言を入れてくれる素敵な人です。
「腸は、ストレスよ!」「少し頑張り過ぎたわね!」と言う彼女の言葉はわかるけど私は「悔いの無い日々だった」と頭の何処かで繰り返していました。
夕方に主治医に連れ合いが呼ばれ話を聞いてもらいました。
また、夕方には西口で一緒に立っているAさんが近いからと仕事の帰りに寄って可愛いいぬいぐるみを持って来てくれました。
温かい眼差しを向けてくれる人がいると思える幸せを何時も以上に
感じることができる入院生活一日目でした。(おおき せいこ)
seiko
投稿日時: 2007/4/15 12:36
管理人
登録日: 2003/9/21
居住地:
投稿: 3623
晴子の闘病記 その2


4月11日(水)「苦しみ!腸が破れませんように!」

一日目の終わり頃から苦しみは始まりました。
翌日の午後に内視鏡を入れて検査をする為に腸の中を
空っぽにしなくてはなりません。
浣腸、下剤、苦い漢方など続きました。
「大木さん、明日の朝6時頃から2リットルの塩水を飲んでもらいますが、
詰まっていると腸が破れる危険があります。
飲んでお腹が張ってきたら直ぐに飲むのを止めて連絡をしてください。」
と先生に言われた言葉が頭の中に大きく書き込まれて只ひたすら開通して「腸が破れませんように!」
何時もボルガで腸みたいな焼き鳥を食べていたから大丈夫!!
なんて思ったりして気を紛らわして飲みました、飲みました。
さすがに、2リットルは飲めず残りはポカリスエットでも良いと
言われて残りの500CCを飲み身体の中がすっきりしました。

午後の検査では、腸の中を散歩しました。
テレビ画面で小腸大腸を見て回り、ここが虫垂炎をとった後だよとかいろいろな入り口などの説明を「痛い!」と何度か声をあげる度に痛み止めが点滴から注入されてそれが直ぐに効くのでかなり強い薬であることがわかります。
5滴が目一杯使える量のようでした。
最後の部分に到達するまでに5滴しっかりと使い帰り道ゆっくりと見直しながら撮影をしていました。
入り口から25センチぐらいのS字結腸に潰瘍が見られました。
5カ所のうち3カ所の組織を取って検査にまわされました。



車椅子に乗って部屋へ戻りました。
向側のベッドにいる高齢のご婦人は、車椅子でしか移動が出来ません。痛い!痛い!と言いながら頑張って車椅子に乗りトイレへ通っています。
4人部屋の他の二人の方は、私と同じ日に入院しました。



お一人は、今日退院されました。買われたテレビカードを“使わないから”と言われて頂いてしまいました。
もうお一方は、私と同じ腸が悪いようで出された食事の写真など撮らせていただき自分もこれからこんな段階をふんでいくのだと思いました。



面会時間になると連れ合いが来て昨日先生と話した内容を聞きました。
「暫く、のんびり身体を療養して、こちらもその体制でいるから心配しないで」・・・・・と。
「ゆきが不思議な様子でジローは寂しそうにしているよ」
牛肉のしゃぶしゃぶをあげたら喜んで食べていたそうです。
「母さんの有り難み!」わかるかなぁ?。
日記が書けるようにパソコンや携帯の充電器など明日届けてくれると言って帰った連れ合いに感謝!!

8日の夜から固形物は口に入れていません。
点滴は、ずっと続いています。
時々、量の少ない抗生剤を同時に点滴しながら片方が終わり抜き忘れて逆流してしまったりして慌てて「看護婦さん」と呼ぶハプニングなども起こり日常では考えられない体験をしながら入院生活二日目が終わりました。(おおき せいこ)
seiko
投稿日時: 2007/4/15 12:44
管理人
登録日: 2003/9/21
居住地:
投稿: 3623
晴子の闘病記 その3
4月12日(木)「まだ!食べられない!!」



部屋で一人だけ食事の無い生活が続きます。
昨日の午後から水分の補給は可になりました。
ほうじ茶の美味しいこと!!
少しの幸せを感謝出来るって嬉しい事です。
点滴をしているので空腹感はありませんが、
乾燥している病室で唇の乾きだけが少し辛いところです。
午後の面会時間になると家の近くの友人が自分用に用意していた
新しいパジャマやタオル類をたくさん抱えて訪ねてくれました。
彼女の話では、今朝の犬の散歩で連れ合いに会い
「おかしい!」と思って声をかけてくれたそうです。
はじめ、ちょっと具合が悪くてという言葉を聞いてもう一度追いかけて行って
「入院されたんですか」と聞いてくれたそうです。
明るい彼女は、入院が伸びて必要なものを用意してくれました。
感謝!感謝でした。
「じゃ!帰るわよ。また、来るからね。」
元気な声に励まされ、ジローやゆきの散歩の様子を聞く事が出来て少し安心しました。



彼女と入れ替えに連れ合いがパソコンや携帯から繋いでインターネットをと持って来てくれたコードは、
私の携帯では使えないものでした。
連れ合いの今夜も鍋料理を作るからと言う言葉にほっとした私でした。



はやく更新したいなぁ〜。
リバーベンドの翻訳チームの池田真里さんは、心配してくださって
何回もページを訪ねて下さっているとYさんから電話を頂きました。
リバーは、まだ更新していないのかなぁ〜。

この夜遅くに、嬉しいメイルが携帯に届きました。
日比谷の集会に5000人の人が抗議行動をされたと伝えていただきました。
「勝手に憲法を替えるな!!」「国民の声をよく聞いて!!」・・・・・と。
皆さんと繋がっていると自分も一緒に声を出しているような気持ちになっていました。
諦めないで強い繋がりを大切にしながら平和を育みたいです。
(おおき せいこ)
seiko
投稿日時: 2007/4/15 12:48
管理人
登録日: 2003/9/21
居住地:
投稿: 3623
Re: 晴子の闘病記 その4
4月13日(金)「えっ!無いの!!」

昨夜は、隣から寝息が聞こえて来ない静かなベッドでした。
朝、カーテンを開けると高速道路は車が走り街は動き出していました。
病院の中庭にある桜の木には、まだ惜しむかのようにしっかりとした花びらをつけた可愛い花が各枝に数輪咲いています。
今年は、ほんとうに咲いている時期が短く可哀想な桜の木でした。
切られた幹からも必死に花を咲かせている樹々見ながら頑張っているなぁ?と力づけてもらいました。
来年は、もう少しゆっくりと人と向きあって咲けるといいねぇ?そう話しかけたい気がしました。
今朝から重湯が出ると知らされていたので楽しみに配膳台が来るのを待っていました。
「私の食事は!」
覗き込んで探しても“オオキセイコ“がありませ〜ん。
看護婦さんも「おかしいわねぇ〜」といって調べてくれました。
お昼からかと思ったらグ?ウとお腹のむしが泣きました。
原因は、伝票が給食室に下ろされていなかったとのことで急いで作れるので
少し待ってくださいと可愛い看護婦さんが伝えにきてくれました。



重湯が!具の無いお味噌汁が!美味しい!!!!
身体中にしみて栄養になっていくのが分かるようなそんな食事でした。
久しぶりにテレビを見ました。
昨日の法務委員会の様子が映し出されていました。
社民党の辻元清美さんの答弁中に採決をされた様子を悔しさが増した思いで見ていました。
辻元さんや共産党の議員さんは力の限り闘っている姿を
幾度もお話を聞きながら感じていました。
きっと、悔し涙を流されたことでしょう。
午後には、空いていた隣のベッドにお仲間が・・・・。
みんなで声を掛け合い、窓も開けて爽やかな春の風を
入れる明かるい4人部屋になりました。
(おおき せいこ)
seiko
投稿日時: 2007/4/15 12:55
管理人
登録日: 2003/9/21
居住地:
投稿: 3623
Re: 晴子の闘病記 その5
4月14日(土)「『憑神』をはやく観たいなぁ?」

寝過ぎだなぁ〜。
一年分、寝てしまったようなそんな気がするくらい寝てしまいました。
今朝も変わりなく点滴中!
食事は重湯に具の無い味噌汁!
髪の毛を三つ編みにして体重を計ったら5キロ減!
嬉しいのか、悲しいのか!!
イヤ!!これではデモで歩けない!!
出された牛乳を飲もう!!

今日は、土曜日です。
AさんもKさんもそしてSさんも頑張るからと言ってくれてほっ!
後日、皆さんのレポートで報告ページを掲載します。
お楽しみに!!

10時半過ぎに主治医のS先生が来られてお腹の状態を見られて
点滴を朝晩だけにしましょう。明日の外出は良いですよと許可が下りました。
実は、夕べ遅くに連れ合いからメイルが届き、日曜日に送り迎えをするから
ページの更新をしたらどうかなぁ〜と言ってくれたのです。

感謝!感謝!!です。
トップページの写真だけは、福岡の伊津信之介に替えて頂くようにお電話で頼んでいました。
22日は、市議選など私の友人たちも頑張っている時期に何もお手伝い出来なくて“ごめんなさい〜”
北海道の砂川や福生にお知り合いはいませんか。
素敵な人たちです。応援してください!!



昼頃に出かける連れ合いは、東京新聞や朝日新聞そしてAERA(NO19)を届けてくれました。
今週のアエラには、大好きな映画人九条の会でご一緒している
降旗康男監督の最新作『憑神』の話が載っていました。
この映画に出演している9歳の子役さんの話です。
この降旗監督の映画を観るのを楽しみにしている私は
「これからいろいろな形で話題になる映画だと「良い仕事をしたなぁ〜。」と
楽しそうに語る周りの人たちの様子からそんな気がしているのです。
そうだ!新宿のボルガの入り口の戸にもこの映画のチラシが貼ってありますよ!!
ホームページも楽しいです。
http://tsukigami.jp/

午後に明るい友人Gさんが、推理小説をたくさん届けてくれました。



「ヨーシ、この機会に軌道修正するぞ!!活字離れしそうだった私だったから・・・。」

いよいよ、明朝からご飯粒が少し入ったお粥になります。
楽しみに!!
きっと、ジローみたいに「ウッヒヒ、ウッヒヒ・・・・」って
今夜は寝言を言いそう!!
五日目の夜です。(おおき せいこ)
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