吉岡忍さん の「墜落の夏_日航123便事故全記録 」(新潮文庫)

原田眞人監督作品「クライマーズ・ハイ」を観た。

「クライマーズ・ハイ」公式サイト
http://bd-dvd.sonypictures.jp/climbershigh/
もう直ぐにやってくるその日。
1985年8月12日、群馬県御巣鷹山に
日航機墜落、死者５２０名

テレビ画面、新聞、雑誌、
記憶に残る映像がまた鮮明になった。

久々に日本映画で「良かった」と言える。
きめ細やかなそしてこの事故への疑惑追求への思いが伝わる。
それは、私の中の思いと共鳴した。

この映像を撮るときに、監督は舞台になる新聞社のフロワーにいる
役者一人ひとりにその人物の歴を細やかに説明をしたと聞いた。
撮影時は、映像にうつらない者も演技をしていたと言う。
音声にその動きが感じられ緊張感、緊迫感を生み出していた。
織り込まれる人々の生きる生活の想像が流れるように・・・
途切れることがないその流れは観る人の心に記憶を蘇らせる。
まだ、上映中！
この夏、ぜひご覧になってください。


『疑惑_JAL123便墜落事故』 角田四郎著 1993年 早稲田出版

群馬県立図書館

（08-08-08・おおきせいこ）