（始まる前にご自分で調律をされます。）

３月初めに 上尾直毅（うえおなおき）さん から
クラヴィコード・リサイタル「ファンタジーの夕べ」のお知らせが届きました。
直ぐに一枚チケットをお願いしました。


（調律は念入りです・・・・。）


（置かれていた椅子が、私のベルトーンのピアノについて来た
椅子と同じだったから懐かしい！・・・・。）

毎日、スケジュール表を見ては楽しみにしていました。
忙しく駆け抜けた弥生月の最後の日に落ち着いた時間を与えられ感謝しています。
上尾直毅さんにお会いするのは 二回目 ！
そして、 クラヴィコード をこんなに身近で見たことも音色を聴いたことも初めてです。


（休憩時間も調律です。）


（小渕晶男さんと上尾直毅さん）

2009年2月に製作された5オクターブの音域を備えた大きめの楽器。
このクラヴィコードを制作された 小渕晶男さん も会場におられました。
優しい音色を作り上げた職人さんのかおりがしました。
今日演奏された幻想曲は、このクラヴィコードの音色が
その語る言葉を届けてくれました。
バッハの子どもたちウィルヘルム・フリーデマン・バッハ、
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハそれぞれの個を感じることが出来た演奏でした。
モーツァルトの幻想曲も！



世田谷にある会場の 「松本記念音楽迎賓館」 は、落ち着いた雰囲気の素敵なコンサートホールでした。
多分、これからお訪ねすることが多くなりそうなそんな気がしました。
凄く！疲れていた身体がなんだか軽くなりました。
元気に無の気持ちで土曜日をむかえられそうです。
プラカードの言葉を考えよう！
（09-04-01・おおきせいこ）