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     さまざまな声に耳を傾けて!・・・・送られて来た抗議声明!
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seiko
投稿日時: 2009/1/15 21:47
管理人
登録日: 2003/9/21
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投稿: 3623
市民の意見30の会・東京

(1月11日の芝公園にて撮影)

『イスラエル政府への抗議と要求』

                 市民の意見30の会・東京
                 2009年1月14日 

 私たち、市民の意見30の会・東京は、昨年12月27日から強行されているイスラエル政府によるパレスチナ自治区ガザの市民に対する攻撃に強い怒りをって抗議する。

 1948年、国連決議により領土を分割してからもイスラエル政府は「パレスチナが存在する限りイスラエル国家は樹立できない」と強弁して領土拡大を行ない、1967年の第3次中東戦争でガザを軍事占領。以来、ガザではイスラエルによる暗殺攻撃や侵攻が繰り返し行なわれてきた。2008年からは、さらに食料、燃料の搬入が厳しく制限され、医薬品の持ち込みどころか病人の搬送さえできず、蔓延する貧困のなかで150万人のパレスチナ人が高いコンクリート壁に囲まれたこの狭い区域に閉じ込められ、いま連日、空・海・陸からの圧倒的な軍事力による攻撃にさらされている。この事態は、「ナクバ(大破局)」の繰り返しであり、イスラエル政府自身が「ショアー(ホロコースト)」を再現していることではないのか。

 こうしたなかで、イスラエル政府は、これまでガザに対する攻撃はハマスのロケット砲攻撃に反撃する自衛権の行使であると主張してきたが、しかし連日行なわれている空爆、艦砲射撃、砲撃は、とうてい自衛権を口実に正当化できるものではない。これは1948年のイスラエル建国以来続けられてきたパレスチナ人に対するエスニック・クレンジング(民族浄化)の新たな段階であると私たちは判断する。

 とくに、1月9日、ザイトゥン地区で行なわれた殺戮は、1軒の民家にパレスチナ人110人を押し込め、そこに複数回砲撃を加えて子どもを含む30人以上を殺害したものであり、この明らかに意図的になされた凶行は決して許されることのない戦争犯罪である。また1月11日、フーザ村で人家に向けて白リン弾を発射したことが報道されているが、空気に触れただけで高温を発する白リン弾は、人体に触れると高温を発し、骨を溶かすほど強力に燃え上がる兵器で、多くの人権団体が使用禁止を訴えている。その白リン弾を人体に向けて発射することも決して許されることのない戦争犯罪である。 

 私たちは反ユダヤでも反イスラエルでもない。人間に対する非人道的な行為を許すことが出来ないだけである。私たちはイスラエル・テルアビブで1月3日、今回の戦争に反対するイスラエルの人々1万人が抗議行動を行なったことを高く評価する。私たちはこれ以上、この愚劣で非人道的な殺戮行為を座視することはできない。
 よって、これまでに失われた人命と負傷に苦しむ人びとに深く思いをいたし、以下のことをイスラエル政府に要求する。

★ガザへの攻撃をただちにやめること。
★パレスチナにおける国連人権特別報告者・リチャード・フォーク氏のガザ訪問を認めること。彼による一日も早いガザの立ち入り調査を世界は求めている。
イスラエル政府は続けて国連の調査団を受け入れるべきである。
★一刻も早くガザ封鎖を解除して、必要な食料、燃料を市民に提供し、不足していた医薬品を供給し、攻撃により負傷した人びとの治療を十分に行なうこと。
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   さまざまな声に耳を傾けて!・・・・送られて来た抗議声明! seiko 2009/1/15 21:11
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